この憎しみは一体何によって解決されるのか、、、と思った。
憎しみが憎しみを生み出す、、白人サイドも黒人サイドも結局社会の犠牲者だと思った。
お兄さんの演技がすごい。憎しみに溢れて人を殺したり、優しい目になって弟を見たり、圧巻だった。
弟のあどけなさ儚げな感じもとっても良い。
ストーリーが好きだし、皮肉が効いているラストも良い。「そっち!?」ってなった。何となく漂う不信感を出す天才ですか?この監督は。
アメリカにはこのような側面もまだ根強いのだな、、と勉強にもなった。
この憎しみがループしないことを願うしかない。そこが受け手に委ねられているのも良いなと思う。