蓮太郎

アメリカン・ヒストリーXの蓮太郎のレビュー・感想・評価

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)
4.5
怒りと憎しみが生み出す悲劇を見つめたヒューマンドラマ作品。
人種差別を題材にした作品でこれほど考えさせられたものは観たことがありません。
デレクが白人至上主義に傾倒するようになったように私達も知らず知らずのうちに人を差別してると思うと気分が沈む...
差別をする理由も分からなくもないし、かと言って差別がいいものと思うのは違うという複雑な感情が交錯してしまいました。
ただひとつ言えるのが作中にもあった通り怒りは人を幸せにしないということです。
エドワード・ノートンの体を張った名演技もあっぱれでした。
全体的に重いストーリーであり汚い言葉も多いですが一度は観てほしい作品です。
蓮太郎

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