しがないサラリーマンの男は、突然、ホテルの一室で目を覚ます。
男はどうやら異常なくらい酒癖が悪くなり、ホテルに転がり込んだ様子。
ふとした瞬間で、周りの酒瓶の中で、手帳からライター、名刺、それと弾の入った薬莢。一つづつ触れていくことで、記憶を呼び覚まし、自分がとんでもないことをしでかしたことに気づき始める。
ぶっ飛び展開に、ファンキーなダンスシーン。後半はバイオレンスでスリラーで、でも、所々のシーンはオシャレでかっこいい。音楽も、すごく映画にあっていていいと思う。スーツ姿にガスマスク、片手にショットガンの堤真一はめっちゃ狂気的で好き。
少し伝わりづらいようなシーンもあったが個人的には、ぶっ飛んでいて、かっこいい映画だと思う。
松雪泰子がめっちゃセクシーで可愛いのがいいが、何よりすごいのが、この映画には、あの”野田秀樹”が出ているのだ。
あまり、舞台以外ではお目にかかれないので、見てみるといい。
わからない人は、最初のバーの隣にいる奇妙な人が、”野田秀樹”という男だということだけ知っておくといいですよ。