はちべえ

月の砂漠のはちべえのレビュー・感想・評価

月の砂漠(2001年製作の映画)
3.9
●エディプス・コンプレックス── ジークムント・フロイトが提示した概念で、母親を手に入れようと思い、また父親に対して強い対抗心を抱くという、幼児期においておこる現実の状況に対するアンビバレントな心理の抑圧(wiki)>>>父親の不在をテーマにする映画ならこの概念の理解はマストな気がする、創作者が意識してなくても割と枠組みにはまる(はまってしまう)

・母親(アキラ)を取り巻く「子ども」たち、ただ、アキラも母親になる準備はできていない>>>両親の幻視や「アキラちゃん」>>>鶏の保護者になることへの拒否反応(?)

・鶏×父の不在は『あ、春』を思い出す

・4人が古家に戻ったときの藪家藪家のパン好き
・ベンチャー企業の社長であることがそんなに重要な要素か、上手く効いてるか…?と思ったけれど、「開拓者アメリカ」の存在が裏に走っていたのは良かった>>>月、テックビジネス、🇺🇸親父>>>文章書くならここに目つけるかなぁ

・デスクトップの家族写真、その上に重なっていくフォルダ