トールキン

十五才 学校IVのトールキンのレビュー・感想・評価

十五才 学校IV(2000年製作の映画)
3.9
大人になった今だからこそ改めて見て何となく分かるような気がする。15歳の少年にとって学校という場所だけが全てではない。もちろん最低限の勉強は必要。でも学ぶべきことは他にもたくさんあるし学校以外でも大切なことを学べる。全く知らない人たちと出会ってふれ合い、人生や生き方について自分なりに学んでいく。映画の世界だけど15歳でこんな人生経験を出来るって何だか羨ましいなっていう自分でもよく分からない感情を抱いてしまう。
学校って何だろう、大人って何だろう、家族、親子って何だろう。色んなことを改めて思わされる。

中学生の時に初めて見たけどこんなことまず思わなかったし、普通に感情移入して感動して泣いてしまった。その辺はやっぱり山田洋次監督作品だなって思う。
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