このレビューはネタバレを含みます
凡作かな
架空の革命家イェナチュを巡る歴史ミステリーもので、主人公の意識や目線を過去にシンクロさせる展開は面白い
とはいえやはり少々手の込んだミステリーorサスペンスものという感は拭えず、舞台をスイスにした程度で、2時間サスペンスドラマと本質的に何が違うのか分からなかった
オチで一応の謎の真相が明らかになるけれど、あまり先が気になる展開でもなかったので、「だから？？」となってポツンと置いてかれてしまった。オチが弱い
スイスの山脈や高原の風景は本当に綺麗に撮られているので、思わず観光促進映画か？と勘ぐってしまった
自分だったら、もう少しタイムトラベル要素を濃くして、いっそのこと歴史改変ものSFにすると思う
