ダイゴロウ

デ・ジャ・ヴュのダイゴロウのレビュー・感想・評価

デ・ジャ・ヴュ(1987年製作の映画)
3.8
初めて鑑賞したダニエル・シュミット監督作品。(どうでもいいですが、日本代表GKと名前があまりにも似ている。)

敬愛する黒沢清監督の『CURE』に通ずる部分もあると聞いて楽しみにしていた作品。

革命家イェナチュの謎の死を追うジャーナリストが当時の幻想の時代に迷い込む。

現代と過去の世界に分かりやすい境界がなく、いつの間にか幻想の世界に入り、他でもない事件の当事者になってしまう恐ろしさ。
不可解で恐ろしいけどどこか美しい、不思議な感覚の映画でした。