スティーブ・マックイーンの遺作となったアクション映画。
現代の賞金稼ぎラルフ・"パパ"・ソーソン。恋人の出産が近づく中、殺害予告を受ける。
" I'm getting too old for this shit."
賞金稼ぎという時代遅れの職につく男"パパ"が、一人前のパパになる話。
今回は、華麗より加齢の方が目立つ、汗臭く泥臭いマックイーンだった。MA1&デニム姿と、電車の上のはしごにしがみつくシーンがアイコニック。決して傑作とは言い難いのだが、ラストの笑顔があまりにも晴れやかなので、何だか素晴らしい映画を観終えた気分になった。
円形の立体駐車場が凄い。こんな芸術的なハチの巣みたいな建物があるのかと驚かされた。『ワイスピ スカイミッション』か！とツッコまずにはいられないカージャンプまで飛び出した。
大型コンバインvsポンティアック・トランザムのカーチェイス@トウモロコシ畑も印象深い。俯瞰ショットと早送りによって、コメディ演出されていた。最後は、豪快に吹き飛んだ！
伴奏が洒落てるな〜と思って調べてみると、作曲家は『ローラ』『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』『5時から7時までのクレオ』『女と男のいる舗道』など、錚々たるフランス映画に携わってきたミシェル・ルグラン。マックイーン映画では、『華麗なる賭け』の有名なテーマ曲を手掛けている。
冒頭から縦列駐車をしくじるキングオブクール。ラマーズ法教室。一般人だろうが関係なく、発砲するので驚いた。
🏎️ポンティアック トランザム
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