松井の天井直撃ホームラン

喜劇 右むけェ左!の松井の天井直撃ホームランのレビュー・感想・評価

喜劇 右むけェ左!(1970年製作の映画)
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↓のレビューは。今はもうなくなっってしまった映画レビューサイトに、鑑賞直後に投稿したレビューを。こちらのサイトに移行した際に、以前のアカウントにて投稿したレビューになります。

☆☆☆

渡辺プロダクション製作。前田陽一監督による軍隊コメディ。

下着メーカーの駄目社員一同を集めて、新部署《海外部署》を設立。
最初の指令は何と自衛隊への体験入隊。
係長の犬塚弘は元軍隊経験者だけに大張り切り。だがやがてあるトラウマを思い出す。
彼の部下にはなべおさみ:堺正章そしてオカマ役の小松政夫等、総勢8人の顔ぶれ。
そこにはライバル下着メーカーの女子野球部員も体験入隊していた…とゆう無理矢理な設定。
当然の様に野球対決になるのだが…。でもその前に大きな出来事が!

犬塚弘が軍隊時代に命を狙われていた…とゆう事実が発覚。そしてあろうことか大金の隠し予算が…。
かくして、野球の試合中にその場所を捜索する事に。
この場面では、8人の為に助っ人として、あの“東洋の巨人”ジャイアント○○が登場するお楽しみが。ついでにライバル下着メーカーの野球部監督は“オイッス!”いかりや長介だ(笑)
さぁ場所も特定された。後は掘り出すのみ。しかしその場所は演○場所。さあどうする…。

何しろ天下の渡辺プロダクションだけに、スパイダースから堺正章と井上順。タイガースが戦車に乗りながら1曲歌う。勿論ジュリーこと沢田研二がメインだが、しっかりと岸部一徳・シローの兄弟もバッチリとアップが有る(笑)
更には布施明がバラードを熱唱…と、バラエティーに富んだ内容。

軍隊批判に走りそうになりながらも、エンターテイメントに徹した娯楽映画として、なかなか楽しかったですね。
いくら何でもそのオチは…ってのは有りますが(笑)

2010年7月10日 シネマヴェーラ渋谷