ちぬちぃぬ

パプリカのちぬちぃぬのレビュー・感想・評価

パプリカ(2006年製作の映画)
3.4
アニメーションの技術面とか画力の高さは圧倒的でした✨
原作が筒井康隆…なるほどです
なので残念ながらサイエンスジョークであり科学的にはめちゃくちゃでした💧
"脳"の概念と"夢"の捉え方がだいぶ古いかな

『マトリックス』が難しくて理解不能という方には"夢"くらいが腑に落ちるとかあるかもしれません

粉川刑事が映画に特別な思い入れがあるという設定で、至るところに映画へのオマージュが散りばめられていて
みんな大好き『シャイニング』💖とか
その他諸々
この映画では"夢"を映像として捉えているので映画と融合しやすく
独創的な世界が描かれている
(ホントは夢は映像とは少し違うんですけど)

夢は面白い創造を産むこともあるから
創作者は「夢」からインスピレーションを得られればなぁ〜なんてちょっと思ったりするもので…でも目が覚めたら忘れちゃうんですよねー💦

千葉さんが時田くんのこと「見た目なんか不細工でもええんや、ワテが好きなんはあんたそのものなんや」みたいな(関西弁で言ってません)台詞(意訳)言うんだけど…
私個人的には「えっ見た目別に太ってるだけやしそんなん構わんけどアンタ中身がサイエンスオタクすぎやしついて行けんわ」
って千葉さんと真逆ぐらいの感じだったな

バーテンダーのお二人はやっぱりキタローさんと大竹まことさんがモデルで声が監督と筒井先生だったんですね