パプリカのめだまぐみのネタバレレビュー・内容・結末

幼い頃に観て映像や摩訶不思議な展開に衝撃を受けたものの、部分的にしかストーリーが理解できなかったため再鑑賞。
夢に侵されまさしく『夢現』の状態でおかしくなった人たちの描写が恐ろしいが、狂った夢の描写はもっと恐ろしく、しかし平沢進の音楽と相なって異様に美しい。
夢探偵パプリカの話と刑事さんのトラウマ克服の話などが同時進行して物語が進むが、個人的に刑事さんの話のオチがとても好きだった。
最後に出てきた映画について調べると、今敏監督が亡くなる前に作成途中となった作品であると知り悲しくなった。もっと監督の作品をたくさん観たかった。
正直全てを理解できたとは言い切れないが、良い作品を観れた。