Tai

パプリカのTaiのレビュー・感想・評価

パプリカ(2006年製作の映画)
4.1
何故にバーテンダーがシティボーイズのお2人だったのか…

人の深層心理を現す夢の世界に入り込むことでカウンセリングを可能にする技術が開発された世界。
しかし、その技術が悪用され開発に携わった人物達が、夢に侵食され目覚めないように!
一体、誰が?何のために?
誰もが未体験の夢世界での戦いが始まる。

他人と夢を共有できるって素敵ですよね!
昼間は学業や仕事が忙しくても、夢の世界で仲間たちと遊べるなんて出来たら、人生2倍で充実しちゃいそうとか想像が膨らみました( ´∀`)b
しかも、夢だから交際費的なのは掛からないわけだし…え、最高じゃない?

という、素晴らしい技術もやっぱり悪用する者が現れてしまうのが人類の悲しいところ。
夢の世界が侵食されていく描写は恐ろしいの一言でしたね!
おどろおどろしく攻められるのではなく、まるでチンドン屋がやってきたかのような賑やかで、気がつけば人格を奪われる。
あの陽気な感じが逆に血の気が引きました(;´Д`A

こだわり作られたアニメーションと随所から感じられる作りが素晴らしかったですね!
小ネタがいっぱいで映画ネタに気付けると更に面白さが倍増!
それが製作者の遊びというだけでなくキャラクターをしっかりと表現していたというのにも好感を持てました◎


しかし!なぜ!斉木さんはいなかったのん(´・ω・)?
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