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最後の突撃
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目次

最後の突撃の作品紹介

最後の突撃のあらすじ

ラパウル決戦に運命を賭け、自ら防波堤となって命を散らした悽愴苛烈な日本軍の最後の姿を人気男性スター総出演でリアルに描く本格的戦争迫力篇

最後の突撃の監督

最後の突撃の出演者

原題
製作年
1957年
製作国
日本
上映時間
82分
ジャンル
戦争

『最後の突撃』に投稿された感想・評価

Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0
〖1950年代映画:小説実写映画化:太平洋戦争 戦争ドラマ〗
1957年製作で、松浦義教の小説を実写映画化らしい⁉️
昭和十九年十月、ラバウル決戦の拠点ズンケンで儚くも散った将兵たちの姿を描いた戦争ドラマ‼️
玉砕だけではなく、敵前逃亡とされ銃殺や自害に追いやられた姿も描いた反戦の作品でした。

2021年1,378本目
mh

mhの感想・評価

-
玉砕したはずの部隊が生きこのっていたので、それは困るから、あくまで自発的にもう一度玉砕するかもしくは自決するか説得にしにいく話。
本隊から派遣された参謀が、圧迫面接で士官を追い詰めていくのがなんともディストピア。ズンケン隊ばかり割食ってて、しなくてもいい玉砕をやらされたり、ラバウル本隊の十万人は無傷のままなど映画には描かれていないけど、調べれば調べるほど理不尽な状況で、ズンケン隊のみなさんがかわいそう。
説得して翻意させるのがまちがったほうという、負の「12人の怒れる男たち」みたいな側面も味わえる。
冷血な参謀が、最後は部隊を率いて玉砕に参加するという「当時の正義」「当時のかっこよさ」を見せつけてエンドという素晴らしい反戦映画。

さて、面白いのはさらにここからで、
・作中の参謀がこの映画の原作者。死んでねーじゃん!
・ズンケン支隊にとって参謀は悪人だが、きわめて有能な人物(戦犯裁判では弁護人をかってでている)だったことに間違いない。
・NHKアーカイブス「生き延びてはならなかった最前線部隊 ~ニューブリテン島 ズンゲン支隊~」、水木しげる「総員玉砕せよ! 」もこの映画と同じことをやっている。
・つーか、水木しげる「総員玉砕せよ! 」があまりにもこの映画のまんま。
・もしかしてこの映画は「総員玉砕せよ! 」を原作にしてるんじゃかと思うほどそっくりなので、気になって調べたら「総員玉砕せよ! 」のほうがあと。
・つまりパクったのは水木先生のほう。
・たぶんだけど、この映画の原作のほうを下敷きにして水木先生は「総員玉砕せよ! 」を描いている。
・なんだけど、それについての言及はこれまでなされてない。
・ちなみにNHKアーカイブス「生き延びてはならなかった最前線部隊」のほうは、「総員玉砕せよ! 」を下敷きにしている構成。

調べたことで余韻がさらに深まるという体験までついてきた。これも戦争映画の醍醐味ですね。
いやーこれは面白いわ。

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