GaPTooth

われら女性のGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

われら女性(1953年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

原題:Simon donne
「われら女性」
4人の女優が各々、私生活を話すという設定。

第1話[4人の女優 1つの希望]
アルフレード・グアリーニ監督作品
新人女優コンテスト。
目指すはバーグマン、マニャーニ、ミランダ、ヴァリら女優との共演(映画出演)
第一次選考をクリアし、第二次選考を経て選出された14名がカメラテストに臨む。
結果、エンマ・ダニエリとアンナ・アメンドラが選ばれ、女優が私生活を語る映画「われら女性」でデビューすることが決定。残りの12名はエキストラとして出演できることになった。
12人
ドリア
ガッロ
フィッシャー
ファントン
ソリヴァーニ
トディスコ
リストーリ
ディ・レガ
ヤコメッリ
マッツアリーニ
マイス
マリアーニ

第2話[アリダ・ヴァリ]
ジャンニ・フランチョリーニ監督作品
アンナの婚約パーティに参加したヴァリが映画人としての自分は虚像にすぎないことを悟り虚しくなる。女性としての普通の幸せを切望するも叶わぬこと。過ちを犯す一歩手前で我に返り急いで場を離れる。

第3話[イングリット・バーグマン]
ロベルト・ロッセリーニ監督作品。
バーグマンが自宅前にてカメラ目線で語り始め、ある日の回想シーンへ。
丹精したバラ園が荒らされている。犯人は誰かと探しあぐね...
バラ園を再度整えていた!その時!!現れたのはアンノヴァッツィ夫人の🐔ニワトリ🐔!見張っていると!ナント!バラ園を歩き回りバラを食べるニワトリを目撃!アンノヴァッツィ夫人にニワトリを繋ぐよう要求するが...
ニワトリを捕まえ、犬のロジャコノにニワトリを捕まえろ!とけしかけるバーグマン(笑)結局、ニワトリはアンノヴァッツィ夫人に返された(笑)
バーグマンの言い訳で終了ヾ(≧∀≦*)ノ
ニワトリと格闘するバーグマンがナイス👍️

第4話[イザ・ミランダ]
ルイジ・ザンパ監督作品。
自らの出演作品や記事や写真、賞状やトロフィーやメダル、台本までも整理しファイリングして保存している。
撮影も終わったある日の帰り道。不発弾を棒で叩いて爆発させた為にケガをした男の子ジャンカルロを病院に連れて行き、家まで送り届けたミランダ。
仕事に邁進するために子供を持たないという決定をしたミランダ。その決定を後悔はしていないが、母親が帰ってくるまでの間子供たちの世話をするうちに、いつもより増して自分の現況を寂しく感じるのだった。

第5話[アンナ・マニャーニ]
ルキノ・ヴィスコンティ監督作品。
10年前、劇場に遅刻した話。
タクシーで撮影所へ向かう途中から歩いていこうと思い立ち、愛犬と共に下車したアンナ。が、愛犬が小型犬かどうかで運転手と揉めてしまう。
運転手は小型犬なら無料だがアンナの犬は小型犬じゃないので追加で1リラを要求する。一方アンナは小型犬だと主張。
じゃあ警察官に判断してもらおうと近づいたら「飼い犬に鑑札を付けてないから罰金14リラ50だ」と言われてしまい、たかだか1リラの件で14リラ50も払う結果となってしまう。
さらに警察署へ行き「小型犬かどうか」の判断を仰ぐが、警官たちも巻き込んで運転手との口論は激しくなっていく。
結局、小型犬を子犬のことだと勘違いしていた運転手の間違いだったと解決して急いで駆けつけたものの30分も遅刻してしまい「罰金だ!」と怒鳴られてしまう。時間とお金を無駄にした話。
舞台上のパフォーマンスは圧巻( ノ^ω^)ノ

面白かった(*’ω’ノノ゙☆パチパチ
GaPTooth

GaPTooth