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裸のキッスのwongのレビュー・感想・評価

裸のキッス(1964年製作の映画)
3.5
冒頭のカツラが撮れるカットは驚きだ。
私利私欲にまみれた大人の濁った世界に
透き通った子供の世界の対比構造が眩しい。そしてその子供の世界が循環して大人世界に濁っていくことが全編を通して伝えられる。
裁判終わりの、大衆が主人公を見つめる眼差しは畏敬の眼差しだが、その眼差しからは
魂を感じない。
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