主役の石川梨華はまだ見ることが出来るけど、ライバルの吉澤ひとみは芸能界から消えたし、つんくは喉頭がんは話せなくなってしまったし、今見ると「もう見ることはできないのよねえ」映画になっている。
あ、ストーリーですか。いいですか、ネタバレで。篤姫（例の薩摩の姫ね）が現代にタイムスリップしてクラブの№１になる話です。以上話終わり。
展開もありきたりだしギャグシーンも変な音流れるし（コントか！）、演技もポンコツだけどそこそこ見れる作品になっているのはありがたい。うん、タイムスリップはこれくらいどうでもいいのがいい。
主役石川梨華に加え、サポート中澤裕子（ばあや的存在）、ライバル吉澤ひとみとモー娘。ファンからしたら涙が出る展開。これを２０１２年に撮ったのが凄い。だってモー娘。もう下降線だったじゃん（あれ、もう3人とも卒業しているよな）。
カメオ出演でつんくも出ているのが嬉しい。毎回吹き矢で眠らされる役なんだけど、愉快で笑ってしまった。
そして石川を助けるのがあっぱれさんま大先生の山崎裕太。いつのまにか青年に。そして今はおっさんになっている。月日が流れるのは早いものだ。
さらに石川を助けるくノ一としてはとっきーが出演。グラビアアイドルだけど可愛い。楽しい。毎度ごはんを盗むの好き。そしてとっきーが好きになる男がダンディ坂野というのも笑わせる。なぜかパーカー着ているのに蝶ネクタイはしているダンディに萌えです。
イケメンは菊田大輔。信じられないくらいのポンコツ演技。どうしてイケメンは演技が下手なんだろう。これ世の中の課題ですぜ。
というわけでどうでもいい映画だけどそこそこ楽しく鑑賞できるレベル。愉快です。でもこれを劇場で見ようとは思わないな。誰得なんだよ！
