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死の棘のkamokanoのレビュー・感想・評価

死の棘(1990年製作の映画)
3.6
松坂慶子と岸辺一徳の狂気合戦。ミホの「帰ってきーちゃった」って台詞にも震えたけど、常に死んだ魚の目をしながら敬語、棒読み台詞の岸辺一徳のじめじめした存在がずっと気味悪い。出てくる食べものがこんなにも無味無臭な映画あります・・・?

良き妻(母親)良き夫(父親)という社会的規範、敗戦が落とした陰が人を狂わすホラーでもあり半分コメディ。どちらが先に死ねるか、わちゃわちゃしてるシーン可愛かった(笑)見所は多いです。
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