昨日の夜に嫁と笑いながら観た。朝起きてもう一度観ようと誘ってみたが、もう観ないらしい。それで、自分だけでもう一度通して観てみた。そもそもこの映画のDVDは、前田英樹と監督の対談が収められた古風で美麗…
>>続きを読む物語の大部分を夫婦二人の会話が占めるのだが、その出口の見えない閉塞感と、それと同時に極度の緊張感から生まれる可笑しみの混在が何とも味わい深かった。いつ爆発するかわからない火薬のような妻と、その怒りと…
>>続きを読む良かった。40年くらい前に原作を読んだ時は鬱々とした救いようの無さに息が詰まる思いをした。胸が重くなる読後感を覚えている。
当時思春期だった私も今や立派なオバサン。夫婦が狂っていく様を、時には笑いな…
これほどまでに不倫された側の苦しみを描いた作品を他に知らない。独特の雰囲気で不謹慎ながらときどき爆笑してしまい、他人の苦しみって滑稽にも映ってしまうのだなあと新たな発見があった。
松坂慶子のシリア…
この世ではないような雰囲気を持った家族。夫の浮気を機に妻が精神的に狂っていく。夫の償いの条件は増していき、妻も何をして欲しいのか分からなくなってくる。どうすれば夫を許せるのか。浮気相手をボコボコにし…
>>続きを読む夫に不倫されたことから妻の様子が狂いはじめる。島尾敏雄の同名小説を小栗康平が映画化したもの。モノクロではないかと思わせるほど落ち着いた色調、戦後10数年の様子を再現したセットに思わず引き込まれる。原…
>>続きを読む松竹株式会社