なつこ

ファイヤーフォックスのなつこのレビュー・感想・評価

ファイヤーフォックス(1982年製作の映画)
3.6
この時からすでに、戦争によるPTSDを描いてたんですね。

軍による、関わる人間には成功するか死かという、人の命を無視した、ソ連の戦闘機を盗んじゃえ大作戦。

戦闘機「ファイヤーフォックス」を盗み、操縦する役目を押し付けられたガント。
優秀なパイロットでありながら、捕虜時代のトラウマやフラッシュバック、ベトナム戦争時のPTSDを抱えながら、人里離れた場所でひっそりと暮らしていた。
なので、諜報員の経験もないのにいきなり敵国に潜入することに。

CGはおもちゃみたいだけど、その分、ガントの視点で見る景色、ヘルメットに映り流れる景色や、低空飛行するミグが吹き上げる雪、木々、海水などの演出が高速飛行の迫力を引き出してる。

ソ連側のトップがアホなので、ガントの手腕を認めた上で指揮を取ろうとする部下の話を信じず横ヤリを入れるので、ガントにチャンスが生まれるのは、なんかいつの時代も変わらないなぁと思いながら見てましたw
なつこ

なつこ