Minted

悪魔の往く町のMintedのレビュー・感想・評価

悪魔の往く町(1947年製作の映画)
4.0
ギレルモ・デル・トロ『ナイトメア・アリー』と同じ原作を映画化した作品。1947年の作品でこちらのほうが先に映画化している。

モリーとリリスが素敵だった。スタンとリリスが密かに会う時に、リリスが車じゃなくて船で会いにきてるところに軽く驚く。よくあることなんだろうか。目立ちそうだけど。

サイレンのシーン超怖い。これデルトロ版でもあったかな…?

デルトロ版を先に観ているので違いを探してしまったり、この役者がデルトロ版はあの人が演じてるやつね、ああこれはあのシーンと一緒なんだ、みたいな見方をしてしまった。

ストーリーもわかった上で観たわけだけど、デルトロ版みたいな派手さはないけど個人的にはこちらのほうが現実味があって好みでした。

エドマンド・グルーディング版の今作品は、監督も脚本家も俳優たちも、最後にモリーが現れることに反対だったのにスタジオ側が押し付けたというデルトロのインタビューを読んだ。たしかになーー、違うラストが観たかったなと思ったけど、それがデルトロ版てことなのかも。

〝簡単に言うとすべては悪夢なのよ〟
Minted

Minted