延々と歩く

ロイ・ビーンの延々と歩くのレビュー・感想・評価

ロイ・ビーン(1972年製作の映画)
3.7
 ジェイムズ・エルロイは「アメリカン・タブロイド」冒頭にて「アメリカが清らかだったことはかつて一度もない…」と書いたが、本作は同じことをもっと楽しくみせてくれる。無法者とホラ話で語るアメリカ。年代記風の構成とテンポ故に少し長く感じもするけれど、充分面白い。メキシコ人妻役のヴィクトリア・プリンシパルが可愛くて、ジャクリーン・ビセットのローリング・トゥエンティーズな出で立ちが嬉しい。
延々と歩く

延々と歩く