ひらさま

男の魂のひらさまのレビュー・感想・評価

男の魂(1955年製作の映画)
2.5
実に男らしい邦題(笑)
ウェインは珍しくドイツ人役でボロ貨物船の船長、で元軍人
国籍に関わらずいつものウェイン
男らしい?男は万国共通なんですよ、多分
一方で貨物船に便乗するラナ・ターナーはメチャ女を強調
恐らく普通の女性なら、男所帯に乗り込まざるを得ない場合、化粧や装飾品や派手な洋服は控える筈だが、女を捨てない彼女はバッチリメイクときわどい衣装で乗組員たちを困惑させる…まっ、この手じゃ常套なれど、とは言え持ち込んだトランク一個にどんだけ衣装が入ってんの?と突っ込みたくなる
本筋は第二次大戦直前、イギリスの駆逐艦に追われるボロ貨物船が、ヒットラーから囮として撃沈されよ!と無茶な命令を受け、最後は見事に沈没する
とくに派手なアクション映画とかではなく、非業なラストも含めメロドラマ的なので、男らしい邦題で勘違いしないように(笑)
監督のジョン・ファローは主にB級映画を多数撮った職人監督さんで、本作以外にもウェインとのコンビ作あり
ちなみにミア・ファローのおとっつぁんです
するとシナトラやウディ・アレンらの義理のおとっつぁんとゆー事ですね