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尼僧物語のkassyのレビュー・感想・評価

尼僧物語(1959年製作の映画)
3.5
修道院に入りカトリックの教えに従い良き尼僧であろうとするものの、心の葛藤が捨てきれず還俗するまでの17年間の尼僧の物語を描く。実在のマリー=ルイーズ・アベの半生。沈黙、謙譲と没我、絶えざる反省と自己叱責の厳しい修道の日々が彼女に課せられる。ある日、謙譲の心を示すために、わざと試験に失敗するを言い渡される。謙譲でなくただの不正、結果的には守らなかったけど、葛藤するしかないですよね。やがて、かねて望みのコンゴに派遣され、いろんな経験をするも、教えにより、自由に看護ができないジレンマ、看護師の前にカトリックの尼僧であれは、これまた葛藤するしかない。教えってなんだろう?疑問だらけ。結末はそうなるしかないですよね。世の中のシスターたちも、どうなんでしょうね。
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