花薄荷

尼僧物語の花薄荷のネタバレレビュー・内容・結末

尼僧物語(1959年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

🌼感想(かんけつ)🌼
2回目視聴して感性に刺さったので10月いっぱい繰り返し観て堪能する予定。

🌼感想(2回目時の)🌼

1回目の時のことは、「修道院って清廉潔白で素敵だなって、よくわかんないのに、美化してナイチンゲールみたいな集合体だとか、マザー・テレサ的なイメージ持っていたんだけど、この作品を見て、尼さんも人間だし集団生活による人間ならではの嫌な人間臭さがあるな」…という気持ちだけ残っていて、ネガティブな印象を持っていた。


2回目は、物の見方が違った。

1回目は主人公と一心同体のようになって喜怒哀楽まんま共感しちゃってた故の結果だった。

2回目は客観的目線にたってて、一回目に不快に感じた訳のわからない先輩からの説教的な言動の理由を推察して【深さ】に感嘆…。一回目を経て若干【ショック】。私の浅さにショック。青臭さにショック。宗教の説法の深さにショック。


↑【深み】を味わい尽くし足りない気がするので、深みを堪能すべくしばらく観返して、都度【ガーンッ!】とショックを受けようと思う。




***<↓初回時のメモ帳コピペ↓>***

🌼原作🌼


原題:『 The Nun's Story 』


作者:キャスリン・ヒュウム(Kathryn Hulme)






🌼感想(1回目記録より、数年前)🌼
真面目な修道女物語。外から表面的にうつる可憐で清楚で柔順いっぱいの修道女。その修行の道がどのように苦行であるのか、知って勉強になった。

修行の途中で、外の世界の人間から見える視点や価値観がぶつかってくるシーンが、観ているだけなのに、とってもしんどくて辛かった。

戒律…。


*****<↓ごじつ追加余白>*****
花薄荷

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