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ハリー・ポッターと謎のプリンスのyouのレビュー・感想・評価

3.0
ロンドンの街に死喰い人たちが出現し、ヴォルデモートの猛威は魔法界のみならず人間界にも及んでいた。そんな中、ダンブルドア校長はヴォルデモートとの最終決戦に備えるため、ハリーに個人授業を行って戦いの準備を施す。さらに、かつてヴォルデモートを教えた魔法薬学教師スラグホーンをホグワーツに迎え入れ、ヴォルデモートの防御を解く鍵を探る。一方、生徒たちの間では恋の病が蔓延し、ハリーもロンの妹ジニーに惹かれる。(サイト引用)

ハリーたちもすっかり成長してあっという間に6年生に。今回は珍しくダーズリー家始まりじゃなかった。ここ数年のホグワーツはハリーが色々不遇すぎるし物語自体もダークだし不穏な空気が漂ってて最初の頃のホグワーツはもう見る影もないよね………
そしてマルフォイがひたすらに不穏な動きをする回。それは置いといて黒スーツマルフォイめちゃくちゃかっこいいね?!
そしてここで、ヴォルデモード卿の秘密も明らかに、、2作目に出てきた「トムリドルの日記」が分霊箱だったというまさかの伏線回収……!ここにきて卿との最終決戦がいよいよ近づいてきた感が…!!
ダンブルドアがマルフォイに会う前、ハリーに「成長したのう だが今だに君が物置にいた小さな男の子に見える」と声を掛けるシーンには色々と胸がいっぱいになった。ホグワーツに入学してから色々と経験して成長したハリーだけど、ダンブルドアにとってはハリーはまだまだ全然子どもなんだろうな……入学当初からダンブルドアはずっとハリーのこと気にかけてくれていたし、校長にとってもハリーは特別な存在だったろうからこそこの後の展開も相まって悲しさや愛を感じる台詞だった。前作から立て続けに大切な人達がいなくなっていくハリー、本当に不遇すぎないか………?
そして最後、ダンブルドアの遺志を継ごうとするハリーに即答で私たちも行くって返すハーマイオニー…ハーマイオニーはいつでもハリーが1人で突っ走ろうとするとき率先して協力してくれたんだよね…それだけハーマイオニーにとってハリーの存在が大きいことはこのラストシーンでもよくわかるし、最後までハリーの味方なの本当に好き。
今作はロンが女の子にお熱になったりハーマイオニーがそれに嫉妬したり…と思春期らしい恋愛模様が濃く描かれていた回でもあったけど、そんな中でもハリーとハーマイオニーの関係性は変わらなくて、ハーマイオニーが落ち込んだ時に頼るのは絶対にハリーでそこに恋愛的な感情は一切なくて、本当にハーマイオニーにとってハリーは心から信頼してる親友っていうのが過去作から今作まで通してすごく伝わるからこの2人の関係性はすごく好き。

そしてトムリドルやっぱり好きだよなあ〜〜〜めちゃめちゃかわいい顔で好きすぎるのになぜアレ(卿)になってしまったのか、、、
途中ルーナのライオンの被り物がどう見ても大西ライオンだったのと、分霊箱回収の時の炎に囲まれるダンブルドア先生が完全に山本源流斎重國だったのが面白かった。
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