ぶぶこ

「さよなら」の女たちのぶぶこのレビュー・感想・評価

「さよなら」の女たち(1987年製作の映画)
3.5
原作クレジットは氷室冴子だが、実は内容は全くのオリジナル。
卒業間際に内定を取り消され、その一方で父親は歌手を、母はイルカの調教師を目指すと共に家を飛び出し、さてただ一人私はどうしようかと迷う主人公が由貴ちゃん。
内容としては、小樽からめぐりめぐって宝塚、神戸に移動し、居候のような生活をし、その楽しかった共同生活もついには終わり、さあ次のステップに進むわよ、というだけのストーリーといえば終わりだが、見終わった感触は爽やか。爽やかついでに言うと、まだ爽やか路線で売っていた竹内力が見られます。「ミナミの帝王」の彼しか知らない人は必見(笑)。
映像特典では大森監督、渡辺助監督、そして由貴ちゃんの三者対談があります。
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