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ドゥ・ザ・ライト・シングのMarkAKGのレビュー・感想・評価

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)
1.0
自分は恐らく平均的に見たら黒人が作った文化(ブラックミュージックを始め)ストリート文化も日本人として好きだと自負してる。
また、本作の監督の昨今の意見
(映画グリーンブックの様に人種問題は綺麗でない‼︎)ということも理解したい。 ちなみに本作も基本はアフリカンアメリカンとイタリアンアメリカンの話だが、とにかく自分は黒人でもLA暴動の当事者でもないが2時間のドラマとして本作を観た時にピザ一枚買うシーンから朝の目覚めの一言からとにかく''F''ワードを連発しまくりの喧嘩喧嘩喧嘩で嫌気が刺して来る。 主人公も大問題の火付け役なのにスットボケてるし。ちなみに30年近く前の映画だが、ドナルドトランプという名前が本作でちらっと出て来る。最新作のブラッククランズマンでもトランプ政権後の人種問題の動画が出ており過去現在未来に至るまでこの問題は変わらないと叩きつけて来る。
それは本当に悲しい出来事。でも同時にスパイクリー監督が同じく成長しにくい人なんだろうという風にさえ思える。 本作を駄作から一歩だけ救うのはエンドロール間近で出るマルコムXとルーサーキングの言葉(活字)のみ。 そこには追加で白人やアジア人のコメントは無い。黒人の写真が無い様に。
グリーンブックに避難的なコメントしても勿論いいが本作の監督もれっきとした人種差別をしてる。
では、
人種問題を全てとっぱらって一つの映画として本作を観た場合、冒頭ののんびりな街並み以外たいしていい印象のシーンはなく、ラブシーンもナインハーフのパクリかなん知らないが下品。どうせならもっと下品にして最初からfxxkって連発しまくってれば15分で停止したのに。。
黒人の文化はもっと気高いのに本作が落としてる。
間違えてもスパイクリー=黒人達の主張ではない
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