くろろ

おと・な・りのくろろのネタバレレビュー・内容・結末

おと・な・り(2009年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

なんだか予告とは違った感じ。
悪くはないんだけど、思う方に話が転がっていかなかった心地の悪さが。

先に気になった点を。
2人の壁越しのふれあい?は始まりからスタートしていたのか?
タイトル出る前のオープニングでのやり取りが、その後の作中の事なのか、今の事か、わかりにくかった。

そして、茜の関西弁満載のウザさ。
最初はファン気取りのストーカーかと思ったよ。
シンゴも茜も最初の印象が悪い(シンゴに到っては登場してないのに)のが可哀想だった。

氷室の件はもー、嫌な気持ちになったよ。
最初からクサいなぁとは思ってたけど、まさかのあの裏切り。
でもここもよくわからない部分があって、画面だけではちょっと理解がしづらい。

とマイナス面ばかり上げるのもなんなんで、良かった点を。

聡と七緒の空気感は素晴らしい!!
特に聡役の岡田准一の声!
電話の『元気?』があれだけ色っぽいなんて。
で、ストーリー的に思うんだけど、あれって聡は気付いてたんだよね?最初からかはわかんないけど。
『野島』に比べて『登川』って苗字は珍しいし。
謝恩会での、友人に聞かれた返事の「いや。。。会ってないよ。」も事実だし。その前の電話での「元気?」も前日泣いたのを知ってる訳だし。
どーなんだろー???

でも中弛みはする映画だったが、エンドロールまで観てハッピーになれるので、頑張って観るべき。

映像も全部が写真的で、アパートは雰囲気あって良かった。
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