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栄光への反逆のseapony3000のレビュー・感想・評価

栄光への反逆(1970年製作の映画)
5.0
雪まつりなのか石像なのか?どっかの国の偉人らしき像の首が巨大ワイヤーでもげ落ちる、そのストップモーションでファンキーな音楽とともにタイトルがバーン。いきなり面白すぎる。試合で相手を死なせた孤児のボクサー黒沢年雄が、トレーナー兼育ての親の三橋達也の娘を初体験の相手にあてがわれるのなんでだったっけ。娘は松原智恵子なので素直に布団に寝て待っている。結局初夜は拒否して砂金採りの百年亡者(百年亡者ってなあに?)を探し求める…見始めからソワソワが止まらない。ニシン採りの爺さん→村の巨人と対決して崖から落ちそうになった巨人を助けてるとこに群がる村人のなかからいきなり飛び出してくる田中邦衛。黒板五郎かと思った。このシーンのタイミングも殺人級にスゴイ。村の無法者に2度も襲われて2度も高橋紀子が助ける。これ飲んで、とバケツいっぱいタプンタプンの牛の乳。雪山へハンドバッグ片手の松原智恵子。ハンドバッグから即差し出す剥き出しの五万円。出落ちみたいな岡田英次。火葬したあとまた奴等に襲われてフラフラしている松原智恵子、髪の毛にナイフ、さらに股間近くにナイフのタイミングで気絶。松原智恵子サイコー。アラスカついていくのもさらに小ぶりのハンドバッグひとつだった。貫く松原智恵子。
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