階級関係 -カフカ「アメリカ」より-の作品情報・感想・評価

『階級関係 -カフカ「アメリカ」より-』に投稿された感想・評価

もた

もたの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

ストローブ=ユイレは全然見てないけど、切り返しに違和感があるのはカメラポジションの問題か。ドキュメンタリー的と言うか、演劇的と言うか、独特の演技にカフカ原作の他の映画も想起したけど、難解さが強いと思…

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カラン

カランの感想・評価

5.0

ストローブ=ユイレによるカフカ。

☆タイトル

本作は『階級関係 - カフカ「アメリカより」』というタイトルだが、『階級関係』という小説はカフカにはない。「アメリカ」というのも通称であって、カフカ…

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何度も見てるが、やはりストローブ=ユイレの市民階級と闘争という主題は前作『アン・ラシャシャン』から物語の説話性と密接にかかわり、今作で見事に到達した感覚を抱かせる。そしてそれは晩年に至るまで続くが、…

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ryo

ryoの感想・評価

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画面右へ進む船での入国が、画面左へ進む列車の移動で閉じられる。主人公は単独ショットではほぼずっと画面左を向いていたがこれは……。
煙

煙の感想・評価

4.0
原作をなぞっている。固定カメラ。ロスマンが木に手をかける。汽車からの景色の長回し。橋の上のパン。切り返し。声だけが聞こえる。全身を映さないショット。

ブレッソンは、映さないけど繋がってる。
ストローブ=ユイレは、映さないし繋がらない。
人物同士が巡り合っても、カット同士が交わらず、空間的なつながりが常に希薄。
たとえ人物同士の物理的接触によって空…

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CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

2.0

【やっぱりストローブ=ユイレは苦手】
アテネフランセでストローブ=ユイレ特集が開催されていた。ストローブ=ユイレは苦手意識がかなり強い作家である。その中でもカフカの小説を映画化した『アメリカ(階級関…

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見せるものと見せないもの/被写体との距離感/冒頭のフレームインする腕とかよかった
それまで各ショット内ではほぼ不動だったカメラがいきなり2ショットからシングルショットに移行したりするから椅子を座り直…

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いちばん劇映画っぽいということでチョイス

質感が全然60sで、不思議
60sだったならば、色んなものの源流として納得いくのだが
8

8の感想・評価

3.0
ストローブユイレっぽくなさすぎてビビる 今まで封じてきたものを全部やってみたみたいな クローズアップとか走るのとか 坊ちゃん現実を知る
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