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インデペンデンス・デイのokappaのレビュー・感想・評価

インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)
4.5
久しぶりに鑑賞。やっぱり凄く面白い映画だなー!としみじみ思う。これぞ映画!って感じがする。

序盤から、キャラクターの性格や立場のみせ方が凄くうまい。それもストーリーに沿って違和感なく理解できるようになってる。あと、宇宙人側が変に交流しとうとしたり征服しようとしたりじゃなく、資源食い尽くし系(イナゴって言われてた)という設定も実際あり得そうで良いなと思った。

そしてまた、各キャラクターが本当に魅力的。実際のところ各人物を掘り下げてる時間はなく、それぞれのシーンは割と短いと思う。けど不思議と不十分な印象はなくキャラクターとストーリーをより面白くする肉付け的な設定なんかがある。そしてそれを最大限演技で魅せてくれる俳優たち。

軍人が凄く格好良く描かれるのはアメリカっぽいなと思うけど(そもそも独立記念日にからめてるし)、アメリカ万歳ではなく、全人類としてってしているの凄く良いと思う。大統領の演説が最高。人種や宗教や国の違いは関係なく、人類として団結するというところとても素敵。若干、「共通の敵」というめちゃくちゃな脅威がないと団結は出来ないのかなやっぱりという気持ちもあるけれど。

ジェフ・ゴールドブラムすごい格好いいなと改めて思った。勿論役と相まって大統領ビル・プルマンは最高に格好いいけど、ジェフは役としては天才だけど冴えない青年的な感じなのに、ビジュアルが突き抜けてるなって。

脚本も俳優の演技も凄く仕上がってる作品だから、よく続編やったなと思う。
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