久しぶりにちゃんと見てみた。
やっぱり完成度高〜☆
エメリッヒ監督のやる気が伝わるし、全てがうまくいって大ヒットになった作品。
荒唐無稽な設定ながら、見事にエンタメ作品に仕上がっている。アメリカ万歳な印象も受けるが、アメリカ映画だからしょうがないと思う事にするw
音楽も良くて、さぁ行くぞって時には西部劇のような感じの音楽が流れて高揚感を煽る。
脚本の素晴らしさが際立つと思う。
前半部分のシークエンスは流れるように展開し、さらに人物の紹介や背景も把握できるようになっている。
ラストに向けての一波乱二波乱もスリリング。
ウィットに富んだ会話劇も素晴らしい。
冒頭、異音に気づいて上司に電話する若者。
上司「美人からの電話だろうな?」
大統領に夫人からの電話
「白状するよ。隣りには若いガールが寝ている」(自分の娘)
特に好きなのは、エア・フォース1内で、エリア51について大統領達が議論しているシーン。
「お父さん、どうやらゴシップ紙をお読みになったようだ。エリア51など存在しないのですよ」
「………大統領、お言葉ですが…今の発言に間違いがございます…」
ジェフ・ゴールドブラム
「え?どの部分?」
あと母船に向かう時のウィル・スミスとジェフ・ゴールドブラムの「ウップス」の掛け合い。
伏線回収にもこだわりが見える。あるいは対になる設定など。
*宇宙に行きたかったウィル・スミス→敵のUFOで宇宙に行く。
*酒飲みで情けない父親→誇りになる
*花火を見ると約束→ラストの母船のカケラが地球に落下してまるで花火のよう。
*葉巻の扱い方。
などなど…
エリア51内でUFOや宇宙人を紹介するパート、大統領とディビットの会話が終わって、わざとカメラを動かさずにアイザック博士がひょこっと入ってきて、「何のコード?」と聞くシーンが好き。うまい!
遊び心というか、クライマックスのドクロマークも笑ったw
なんといっても、この後の展開がわかっていてもラッセル・ケイスの特攻シーンは泣き笑いになるねw
CGばかりでなく、特撮の匂いがするのも◎