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ユナイテッド ミュンヘンの悲劇のmatsuのレビュー・感想・評価

3.7
1958年、次の試合への移動中の飛行機事故により、イングランドプレミアリーグ(プロサッカー)の名門マンチェスター・ユナイテッドの監督を含んだメンバーの多数が死傷した「ミュンヘンの悲劇」とその後のチームの再生を描いた映画。

主要メンバー8名とスタッフ3名が死亡。その他、監督や負傷した選手も多い。

飛行機は何度も離陸を試みるが、失敗。離陸できずに滑走路を大きくオーバーして突き進み、機体が激突・爆発した。

悲惨な大事故であり、チームの再建も並大抵のことではなかった。チームを消滅させるしかない、という声に屈する事なく見事にチームを立て直した。

他のプロサッカーチームから選手を引き抜き、負傷した選手の心のケアを行った。ユナイテッドサポーターや庶民による助けやチーム関係者の素晴らしい努力があった。

悲劇を乗り越え、マンチェスター・ユナイテッドは何度もプレミアリーグ優勝やチャンピオンズリーグでの好成績を収めた。

「ミュンヘンの悲劇」当時のチーム関係者に心から拍手を贈りたい。
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