007/ジェームズ・ボンドシリーズ第15作目。
4代目ボンドにはティモシー・ダルトン。
おふざけスパイ映画のムーアボンドとは変わってシリアスで落ち着いた路線にシフトしている。ここに来て「偶数ボンドはシリアス」という法則がたてられるように感じる。
ダルトンボンドはかなり淡白な感じでボンドガールにも軽々と手を出さず、ユーモアも言わず仕事を淡々とこなすボンドになっている。
ムーアと同時に今作では遂にマネーペニーもキャストが変わりオリジナルキャストはQのみになってしまった。
それでもボンドらしさが無いわけではなく、ゲレンデをチェロのケースで滑ったり、車がタイヤだけに切り取られたり、クーラーボックスに入った心臓だったりとジェームズ・ボンド映画じゃないと見れないシーンが沢山ある。ひとつの映画で色んなバラエティあるシーンが多く見ていて楽しい作品になっている。
ラストの飛行機での空中アクションも見応えがある。
あとa-haの歌うテーマ曲「The Living Daylights」も最高
WA2000が見られるとは!