この作品の監督が是枝さんだと知って驚いた。全然チェックしていなかった。忠臣蔵の仇討ちの裏で、貧乏長屋に住む住人たちの悲喜こもごもの人生が描かれる。私は忠臣蔵とか仇討ちを全然かっこいいと思えなくて、生…
>>続きを読む是枝裕和監督、初の時代劇🎬です。
時は元禄15年(1702年)・・江戸の貧乏長屋に住む主人公は父の仇である男を追って故郷松本からやって来た田舎侍である。
しかしこの主人公は信州松本藩の剣術師範…
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22-12
桜が散るのは来年また咲くため
とても暖かくて優しくて大好きな映画。
生と死についての深い問いを投げかけてくるんだけど、全体的にコミカルな調子だから楽しくみていられる。音楽も楽しげで好き…
是枝監督も、昔はこんなつまらない作品を撮ってたんだなぁ。
敵討ちをしようにも、弱すぎて、さらに敵にも感情移入しちゃう主人公と、長屋に住む住人たちのお話ですね。
人情物とも違うし、キャラクターも魅力的…
長屋で暮らす人々
その生活から色んな人が
絡み合って混ざり合って
そこから展開する話です
昔の生活って
きっとこんな感じだったんだろうなぁと
タイムスリップして、見ている感覚
時代劇と言えど、…
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「死ぬときはこの桜の花びらのように潔く散りたいもんですな」
「でもさ、桜が潔いのは来年もまた咲くの知ってるからじゃないの?じゃなきゃそう簡単に散らないよ」
仇討ちをするため江戸に出て、父を殺した…
是枝監督が、アメリカの同時多発テロとそれに対する報復戦争が行われている社会情勢に対するメッセージとして作ったんだそうな。
ナルホド、現代における報復戦争と江戸時代の敵討ちを比較したのは面白いアプロー…
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