ろまらん

トーク・トゥ・ハーのろまらんのネタバレレビュー・内容・結末

トーク・トゥ・ハー(2002年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

アルモドバル昔見た作品が苦手で、合わないと思い込んでてずっと見てなかった。これはなかなかいいですねー。こういう作風なんだと少しわかったような。わりと濃いめの。
違うかもしれないけど、ベニグノは私には少しハンディキャップのある人に見えた。自立して立派に働いてるけど、お母さんは無理と思って一緒に暮らしてたのかな、と。だから大好きな女の子が出来ても一方的な思い込みで、始めから大胆過ぎたり気持ち悪く見えたりする行動をしてるような。もちろん彼の最後の行為は本人や家族には耐えがたい許されないことだけど、それまでの4年間に周りがもう少し早く気づいて諭すべきだったのでは、とも思った。
最近はよく何も起きない映画に慣れてるので、次々にいろんなことが起きる脚本が逆に新鮮だった。
アリシアがものすごく綺麗で驚いた。リディアも素敵、あっけなく亡くなったのにも驚きました。
マルコとアリシアの字が入った時には、え〜ちょっと盛り過ぎじゃないの、と思いましたが、監督さんそんなことはわかってはりました。すみません。
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