カチューシャ

母なる証明のカチューシャのレビュー・感想・評価

母なる証明(2009年製作の映画)
5.0
一生ウォッチリストに入れっぱなしだったけれど、歯医者で早起きしたせいで時間がたっぷりあったのと、最近韓国人の友達ができて韓国への関心が高まったので、引き出しの奥底から引っ張り出してきて鑑賞。

いやすごくない?完璧だった。何でこれを引き出しの奥底にしまってたんだか。韓国映画が良いとは聞いてたけど、最近の話でしょ?と舐めてた。

全部に意味があって、雰囲気ごまかしやあんまりなご都合展開がないサスペンス見たの、久しぶりかも。嬉しい。

どんでん返しというと派手に「まさか」な展開になるものばかりで、派手ゆえに予想もつきやすいんだけど、そう、こういう返しでいいの!って具合に真相が「えっ?」「は?」と明らかになっていくのが本当に良かった。

そして落としどころが真相/エンディングともにバッチリ。これ。私が求めていた感情はこれ。ありがとう。好きすぎた。

…あ、監督の名前に見覚えがあると思ったらパラサイトの人なんだ!そら私好きだわ。

とにかく、見て良かった。最近嫌なこと続きで息苦しかったから、映画を見る楽しさを思い出せて助かった。韓国映画、しばらく漁るかも。

<おまけ>
韓国人友は弁護士なので、弁護士が出てきてめちゃくちゃひどかったのには笑った。