ゆゆ

母なる証明のゆゆのレビュー・感想・評価

母なる証明(2009年製作の映画)
3.9
「パラサイト 半地下の家族」で国際的有名監督になったポン・ジュノ監督。
かれの作品は個人的にハズレがない。
「殺人の追憶」「グエムル」など傑作揃いだか、「パラサイト」を見てポン・ジュノを知った人が過去作を見始めたら「パラサイト」てま受けた衝撃はまだ優しいほうだったて痛感するだろう。とりわけこの「母なる証明」はマイベストだ。
映画が始まり最初に見せられるのは広い高原になぜか人々彷徨う「母」ふらふらと歩いてるうちに音楽が流れなぜかゆっくりと踊り出す。
その踊りがどんな感情を表してるのかわからない。悲しいのか嬉しいのか楽しいのか絶望か
母(キム・ヘジャ)は溺愛する一人息子がいる。
知的発達障害を持つ息子トジュン(ウォンビン)
母はそんな息子を心配しており、仕事中でも息子になにかあると大騒ぎスルほだ、
ある夜、女子高生が殺害される事件が発生する。その現場にトジュンが居たことがわかりすぐさま立証もなく逮捕されてしまう。
息子はハエも殺せないと息子の無実を晴らす為に被害者の女子高生の周りなどを独自で調べていけ。警察も終わった事件だと相手にせず。トジュンと面会を繰り返しなんとか真犯人を見つけ出そうて頑張る母だが、知ってはいけない真実を知ることになる。
そしてまた悲劇かま怒るが結果てきに母とトジュン的には良い方向に向うか思いもつかない真犯人。知らない方が良かったことを知ってしまったなんとも言えない失望感。
ラストに待ち受ける展開にはゾッとし、一体どこからどこまでが…と考えれば考えるほどにおぞましい。
そしてそれを知ってトジュンから渡されたあるものが決定づけてしまったのだろう、わ
ラスト、母はバスに1人乗る。バスには大勢の中年女性たちが踊っている。ここでまたあのオープニングの曲が流れ、母はまた踊り出す。バスの中のダンスオバサン達に紛れ踊りはより過激になり映画は終わる。
終わった後に胸糞感はなく、なんとめ言えないきもちにかき乱され、あの曲が頭から離れず
この映画はダントツでポン・ジュノ監督最高傑作だ。
イケメンウォンビンの知的障害の役も的には可愛く、時には狂気的でやはり凄い役者だと感じた。
その後「アジョシ」では全くイメージが違う最強のオトコを演じているが、「アジョシ」のウォンビンはかっこいいのその先にいた。
「パラサイト」「殺人の追憶」でポン・ジュノに魅了されたは是非とも見てほしいです。
ゆゆ

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