このレビューはネタバレを含みます
地獄みたいな映画だった。信じてた息子の無実が真実だった以上のショックや母の肥大化しすぎな愛情と過去の罪を含めて全部が盲目で闇しかなくてぞっとした。
序盤~中盤にかけての犯人探しやスリリングなシーンとホラーめいたシーンはハラハラする。
息子くんはなにか(恐らくアスペルガー?なのか無理心中の後遺症なおか)の障害持ちなのかもしれないけど、無償の愛で純白に育っているように見えたけど、最後らへんは本当にこれは演技というか母の愛情を知って、操作してたようにも思えた。お母さんがなんとかしてくれるという依存心がちょっと見えた気がした。
本当の冤罪者が未来がないのもぞっとしたし、心が辛い。でもなんで、もう一人の精神障害の子が犯人と名乗り出たのかが自分の考察がまとまってないから謎のまま。女子高生とは恋人だったのか、それとも援助交際の相手だったのか。
女子高生はなんで援助交際した相手の写真をコレクションしてたのかも謎のままで色々な部分で印象的。
面白いとか面白くないとか、この役が~とかそうゆうのじゃなくて本当になんだこれ、、、って見終わったあとの感想と、綺麗な映像ではない汚い部分やリアリティーがすごく鮮明で私は好きでした。
ポンチャックみたいな音楽に合わせてわすれたふりをして踊るお母さんの残像がすごいキツかった、、、
愛情ってなんだろうね。