母なる証明の荊冠のネタバレレビュー・内容・結末

『パラサイト』でポン・ジュノ監督の名前を知り鑑賞。
行き過ぎた母性の狂気的な一面を描いた作品であるように思う。

【時系列メモ】
（母子家庭で生活に行き詰まり、心中しようと5歳の息子に農薬を飲ませた過去アリ）→成人した息子トジュン、「石を投げられたら投げ返せ」という母の教えに従って、少女を殺してしまう→母親、保釈に奔走。犯行現場を目撃した老人を衝動的に殺害。その住処を燃やす→誤った真犯人が逮捕され、息子解放される→息子、焼け跡から母の鍼を見つけて、母に「鍼を落としちゃダメじゃないか」と返す（実はトジュンは知的障害のフリをしていただけで全部分かっていたということがここで判明）→母、逃げるようにバスツアーへ参加。忘却のツボを自ら鍼で刺して踊る。