ニュースや教科書で見聞きする自爆テロ。
それの実行役に選ばれた者達の点から、自爆テロ=殉教の観点から自爆テロを捉えた映画
作中でパレスチナの人が「フィルターがいるんだ」みたいなことを言う。これはイ…
原題『Paradise Now』 (2005)
監督 : ハニ・アブ・アサド
脚本 : ハニ・アブ・アサド、ベロ・ベイアー
撮影 : アントワーヌ・エベルレ
編集:サンダー・ボス
出演 : カイス…
10月7日以降、イスラエルによるパレスチナへの無差別攻撃が始まった直後にDVDを買ったままだったのをようやく観た。
20年前の映画なのに繰り広げられる言葉や状況が、この半年近くSNSなどで見てきた…
誰も神など信じてるわけではない
善良で柔和な若者がいかにして自爆テロ犯に至るのかをパレスチナイスラエル双方の視点から描いた意義のある作品であった。結局は誰も神の存在を信じ切ってるわけではなく戦時中…
ヨルダン川西岸地区ナブルスに住む若者2人が自爆テロの実行役に選ばれ、イスラエルへ行こうとするが…。
決して自爆テロを肯定する内容ではなく、ナブルスの人々がどういう気持ちで生きているのかを知ることに…
大学の講義で。吹き替えが井浦新と窪塚洋介の「ピンポン」コンビでよかった。なぜ、ザイールは決行したのか。スーハのセリフに「テロは犠牲ではなく単なる復讐だ」というのがあった。彼は一度テロを思いとどまった…
>>続きを読む学校で自主的に皆で上映会を開いている。レバノン出身のクラスメイトのチョイスで観た本作、彼がいなかったら知る由もなかっただろう。感謝。
ロマン・ガヴラス「アテナ」やマッテオ・ガローネ「Io Capi…
自爆テロリストが最期を迎えるまでの48時間。ずっと爆弾を貼り付けていてどこでその瞬間が訪れるかわからないから緊迫感がずっとある。なにが自分にとって正しいことなのか、踠き葛藤し続ける姿は戦争の恐怖にも…
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