ヨルダン川西岸地区ナブルスに住む若者2人が自爆テロの実行役に選ばれ、イスラエルへ行こうとするが…。
決して自爆テロを肯定する内容ではなく、ナブルスの人々がどういう気持ちで生きているのかを知ることに…
【疑問が多い】
フランス・ドイツ・オランダ・パレスチナ合作、ハニ・アブ・アサド監督作品。
イスラエル占領地のヨルダン川西岸地区の町ナブルスを舞台に、二人のパレスチナ人青年がパレスチナ人組織に依…
問題作とはなるほど。
紛争が今なお続くパレスチナを舞台に、神の意志によって自爆テロを決行する名誉を与えられた二人の親友。
良い悪いではなく行って当然な出来事として描かれている事に、大変なショック…
大学の講義で。吹き替えが井浦新と窪塚洋介の「ピンポン」コンビでよかった。なぜ、ザイールは決行したのか。スーハのセリフに「テロは犠牲ではなく単なる復讐だ」というのがあった。彼は一度テロを思いとどまった…
>>続きを読む学校で自主的に皆で上映会を開いている。レバノン出身のクラスメイトのチョイスで観た本作、彼がいなかったら知る由もなかっただろう。感謝。
ロマン・ガヴラス「アテナ」やマッテオ・ガローネ「Io Capi…
自爆テロを題材にできてしまうほど、この二つの地区では常習化しているのかと錯覚してしまうほど、自爆テロに関する描写が多い。
多分イスラエル側もパレスチナ側もそういう状態に慣れてしまっているのではないか…
自爆テロリストが最期を迎えるまでの48時間。ずっと爆弾を貼り付けていてどこでその瞬間が訪れるかわからないから緊迫感がずっとある。なにが自分にとって正しいことなのか、踠き葛藤し続ける姿は戦争の恐怖にも…
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