ぱりぱり

の・ようなもののぱりぱりのレビュー・感想・評価

の・ようなもの(1981年製作の映画)
3.5
ここまでツッコミ不在の映画も珍しいかも。俳優がつっこまないだけではなくて、編集(切り方)もつっこまないから、ボケが流しぱなしになってるんだけど、それがなぜかとてもいい

「あたし女子高校生の味方です。団地有線放送の武村です。」
「あたし落研部長の竹内です。」
「係長の久保田です。」
この後にいろんな球技のボールが階段から3人目がけて落ちてくる笑
ツッコミどころ満載

芽が出ないしんととが彼女のお父さんと彼女に「下手だね」と言われてから、一人で夜の町を歩いて帰るシーンがとても好き

みんな落語家なのにオシャレな洋服を着てるし、兄弟子とじゃれあって暮らしてるのに、その属性ゆえの寂しさって誰にでもあるんだろうな。