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スターシップ・トゥルーパーズのkazu1961のレビュー・感想・評価

4.0
▪️JPTitle :「スターシップ・トゥルーパーズ」
ORTitle:「Starship Troopers」
▪️First Release Year : 1997
▪️JP Release Date : 1998/05/02
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-040 再鑑賞
🕰Running Time : 128分
▪️Director : ポール・バーホーベン
▪️Writer : エド・ニューマイヤー
▪️MusicD : ベイジル・ポールドゥリス
▪️Cast : キャスパー・ヴァン・ディーン、マイケル・アイアンサイド、デニス・リチャーズ
▪️Review
この作品は公開当時から好き嫌いがハッキリと分かれる作品ですよね。多くの熱狂的なファンを生み出してシリーズは5作目まで作られました。その反面多くのアンチがいるもの事実ですよね。これはプロパガンダを皮肉った作品なのに、プロパガンダ作品と捉えられたか、虫嫌いの人がアンチの人なのではと推測されます。
個人的には結構好きな作品で、壮大なSFストーリーに敢えて軽薄に青春ドラマが盛り込まれていて、そして作中に幾度となく差し込まれる入隊促進のための映像がいかにも戦意高揚のプロパガンダを皮肉っていて、それらのアイロニーがとても面白いと思います。
SFとしてもバズとの闘いは引き込まれ、またフィル・ティペットによるバグスの特撮は見事で、十分に見応えがあります。
本作、映画化不可能とまで言われたロバート・A・ハインラインの『宇宙の戦士』を『ロボコップ』『氷の微笑』などのポール・ヴァーホーヴェン監督が映画化した作品です。

前述のようにやはり脚本を手がけたエド・ニューマイヤーは、この映画を戦記高揚映画のパロディ作品であると語っています。ファシズムに染まり、軍に命を捧げようとする若者の姿を皮肉たっぷりに描いたんですね。(参考:Wikipedia)

物語は。。。
時は未来。人類は巨大昆虫型異生物“バグス”との宇宙戦を繰り広げていました。そんな中、ハイスクールを卒業したジョニー(キャスパー・ヴァン・ディーン)は、憧れの女の子にいいところを見せようと地球連邦軍に入隊。苛酷な訓練を受け、やがて戦場へと赴いていきますが。。。

▪️Overview (映画. comより)
「ロボコップ」のポール・バーホーベン監督がロバート・A・ハインラインの小説「宇宙の戦士」を実写映画化し、昆虫型宇宙生物と人類の戦いを過激描写満載で描いたSF戦争アクション。未来の地球。民主主義崩壊後、人類は地球連邦政府の支配下に置かれ、兵役を経た者だけが市民権を得ることが出来た。ブエノスアイレスの高校を卒業した青年リコは、宇宙軍のパイロットを目指す恋人カルメンに影響されて軍に入隊する。最も過酷な機動歩兵部隊に配属された彼は、猛訓練の日々を経て分隊長に任命されるが、訓練中に仲間を死なせてしまい除隊を決意する。そんな矢先、昆虫型宇宙生物アラクニド=バグスの襲撃によって故郷が壊滅したことを知った彼は、仲間たちとともに壮絶な戦いに身を投じていく。
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