おなべ

スターシップ・トゥルーパーズのおなべのレビュー・感想・評価

3.8
◉味方も敵も、断末魔と共に弾け飛ぶ…。

◉そう遠くない未来。地球統一政府「地球連邦」vs 昆虫型地球外生命体との戦争が勃発。兵役を務めた者には市民権が得られ、誉とされていた。しかし、多くの若者が戦争の犠牲となり…。

◉《ロバート・A・ハインライン》の同名SF小説「宇宙の戦士」を『ロボコップ』の《ポール・ヴァーホーヴェン》監督が実写映画化した作品。
※何となく雰囲気が『ロボコップ』の世界観に似てるなと思ったら、監督を知って納得。

◉痛快(?)な人体切断、弾け飛ぶ肉片と体液、男女関係なしの全裸描写など、容赦なく生々しいグロ描写が光る。耳に残る印象的な音楽や、斬新な演出(プロパガンダ風の設定)も面白く、敵キャラの気色悪い造形も、独特な台詞の言い回しも、監督独自の「これを撮りたい!」や「好き」が沢山詰まってて、いかにも映画ギークが好みそうな(一般ライト層が敬遠しそうな)、R指定も納得の尖り映画だった。
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