このレビューはネタバレを含みます
おじいさんは少女の笑顔を見たくて
鳥の巣から小鳥を奪った
「借りるよ」
と言って…
人間のにおいがついた小鳥がどうなるか
深く考えもせずに…
おじいさんは
「青い空、見に行こう。綿飴みたいな雲が浮かんで、白い鳥が飛んでる…」
と言って少女を誘った
自分が辿りたい道に誘った
それは自分のみち
なにが少女の道か
深く考えもせずに
刑事は
「みんな行き詰まってるんだ。
安田のような存在が必要なんだよ。
安田自身にもな…」と言った
常軌を逸した善意の怖さを
深く考えもせずに