ライル(チャーリー・シーン)は、消防士として輝かしい実績を誇っていたが、妻と子供には愛想をつかされ、とうとう逃げられてしまう。ある夏の猛暑の日、非番で家にいたライルは、隣家に住むリース・ブラバートン(デヴィッド・アンドリュース)とふとしたことからトラブルになる。リースとのトラブルは日を追うごとに増えていき、リースの妻キャサリン(メア・ウィニンガム)が呼んだ冷蔵庫の修理屋が間違えてライルの家を訊ねてしまった日、ライルの中で抑えていた気持ちのタガが外れ、ついにライルはブラバートン家に対して狂気の行動に出る。


ふとしたことで英雄となったライルが過度なプレッシャーに耐えきれず徐々に壊れているかと思ったら最初からおかしい。もしかしたらチャーリー・シーンの演技が過剰なだけかもしれないが、ブラバートン家の視点ばかりでライルの内面について触れないのでアメリカのよくある境界線トラブルに思える。

• #2024観賞ワン
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"元消防士の男が隣人トラブルにより気が狂って暴走し始める"というストーリー

監督は筋肉バカアクション映画の傑作『ストーン・コールド』のクレイグ・R・バクスレー

チャーリー・シーンが最高のイカれっぷりを披露、というか私生活そのものを見せられてる気がする

"元消防士"という設定がミソなのかと思えばそんな事は無く、家宅捜査にやって来た警察官を殺す際に斧を使用するくらい

"公衆電話はアジア野郎の店にある、イエローはそこでかけろ。"
"米でも食え。"
"下ぶくれ野郎！吊り目を潰してやる。"
等々これでもかと差別発言が出てくるからなのか、DVD化はされていないけどサイコサスペンス好きならすんなり楽しめると思う

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壊れた男役は上手かったが、ストーリーがいまいち。