逃げるし恥だし役立たず

地獄の黙示録の逃げるし恥だし役立たずのレビュー・感想・評価

地獄の黙示録(1979年製作の映画)
5.0
アメリカの落日の始まりから全てが変わり始める時代の作品。ジャングルと川とワグナーのワルキューレの騎行、麻薬、プレイメイト、サーフィンのために殺戮を繰り返すギルゴア中佐(ロバート・デュヴァル)と自らを神として凶殺をおこなうカーツ大佐(マーロン・ブランド)、全てが狂っている。ウィラード大尉(マーティン・シーン)すら正気ではない。
映像もさることながら音楽も良い。狂気にはドアーズが合う。本作は歴史的大傑作である。
何回も見た、今後何回でも見れる。
コッポラとルーカスとは作風は違うがアメリカンカルチャーの旗手として芽吹き始めた頃の作品(ルーカスはアメリカングラフィティー)