シャドウゲーム含めて、アクションしまくりの「(スターク)社長」が見られる。
「安楽椅子探偵」とまで言われているシャーロック・ホームズを格闘家にした時点で大成功だ。
宿敵モーリアティ教授の悪者ぶりも圧巻で、だからこそ対決が盛り上がる。
また、ワトソンのバディぶりもすばらしい。ジュード・ロウはイケメンで売っていたが、これは適役だ。後の『ファンタスティック・ビースト』でダンブルドアに抜擢されたのもわかる。
この時代のロンドンに絶妙にハマっている。
『アラジン』実写版を見たあとなので、ガイ・リッチー監督の職人ぶりもよくわかった。カット割りが多く、落ち着かないものもあったが、これはスローモーションを含めて、ほどよい。
よくできたアクション・サスペンスだ。