前作はテレビシリーズの半ば、シーズン5と6の間の話だったが、今回はテレビシリーズが終了して数年経てからの映画化。
なーんか違うんだよなぁ。
たぶん多くのファンが感じたことなのだろうが、「Xファイル」ぽさがない。
ヒマワリの種、妹サマンサの写真、天井に刺さった鉛筆、「I want to believe」のポスター…。
ちょっとした小道具が「これは間違なくX-ファイルなんだ」と教えてくれているのだが。
主人公モルダーとスカリーに大きな変化があるのは許容範囲。
事件そのものに「超常現象」の匂いをあまり感じとれないから?
それでもさすがに終盤は盛り上がるのだが、序盤の掴みが弱くて前半がダルい。
展開がダラダラしすぎ。
最後の最後でスキナー副長官が登場するが、もうちょっと早く登場してくれればもっと盛り上がったのに。
いずれにせよ必ずしも満足できる内容ではなかったのは残念。